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このブログの管理人は、プロフィールでも書かせて頂いている通り、バツ4です。
バツ2くらいまでは普段耳にする事があるかと思いますが、バツ4ってなかなかいないですよね。
ですので、飲みに行った時など、そういった話になると必ず盛り上がります。
という事で、結婚と離婚を他の人よりたくさん経験している為、自分にしか書けない事もあるだろうという事で、こういったタイトルの問題についても書かせて頂いてます。
この「結婚を後悔しているか」という事についてですが、【ブライダル総研】のアンケートだと、なんと女性の53,8%が結婚に後悔していると答えているそうです。
なぜこのような事になってしまうのか。
街で見かける幸せそうな家族でも、その半分の人が後悔していると思うと少し悲しくなりますね。
でも、もちろん私にも、後悔したりされたりした経験はありますし、それで離婚してきてますのでわかる事はたくさんあります。
今回は、何故後悔してしまうのか?また、その先の選択肢は?という事について、私自身の体験談も踏まえ書かせて頂きます。
「期待」は必ず「後悔」に
今回の問題の結婚だけに限らず、何かに期待、誰かに期待するという思考を持っていると必ず後悔になります。
例えば、夫婦生活でいうならば、
ずっと好きでいてくれる期待
いつもそばにいてくれる期待
喧嘩などしないという期待
稼いでくれる期待
掃除をしてくれる期待
美味しいご飯をいつもつくってくれる期待
子供ができる期待
綺麗でいてくれる期待
嘘をつかれない期待
まだまだたくさんありますが、結婚するとなれば多くの人が相手に何かしらの期待をしてしまうと思います。
それが1つ崩れると「がっかり」、3つくらい崩されると「怒り」、それ以上になると「後悔」になると思うのです。
そもそも「期待」って勝手に自分がする事であって、相手は何も悪くないのです。
そして、期待に応えたとしても、すぐに次の期待が出てくる為、なかなか100点にはなりません。
そしてそれはお互いのストレスになっていき、元に戻らなくなってしまうのです。
相手に何かを求め続けてしまう
先日、浅田真央さんがテレビで、結婚相手に求める条件について話されていました。
「身長は180センチ以上で、イケメンで、優しくて…」
まあ、世の中の男性は、こういった条件を色々な女性が口にされているのを嫌というほど耳にしてきています。
私が1人の女性に言われた条件で1番多かった例ですが、
年収1,000万以上の人
イケメン
高身長(痩せているなど体型)の人
年の差3歳以内の人
優しい人
嘘をつかない人
浮気をしない人
家事をしてくれる人
ご飯を作ってくれる人
自由にさせてくれる人
といった感じです。
でも、例えば、この条件全てにマッチした男性と結婚できたとしても、また求めるものが増えるだけだと思っています。
そして、求めてもそれに応えてくれなくなると「後悔」になっていくのです。
実際私の結婚生活でも、こういった相手に求めたり、求められたりした体験がありますので2つの体験談を書かせて頂きます。
求められた事に応えても同じ
ある方と結婚する前、私は会社勤めではなく、フリーで音楽を作る仕事を自宅でしていました。
しかし、収入はかなり少なく、とてもその収入だけで家族を養っていけるようなものではなかったのです。
でも、彼女はそれがいい、と言ってくれました。
自分は働いているし、2人の時間がたくさん出来るからその方が良いと。
ただ、実際に生活が始まると、「いつも家にいて稼ぎもしない、家事もろくにできない」と私を責めだしました。
たった1ヶ月で「たくさん一緒にいたい」から、「頼むから外で稼いで来い」に変わったのです。
まあ、そんな事言われるのは当たり前だと思っていましたので、私はちゃんと働きに出るようになり、そして2年後その会社から独立し、起業する事になりました。
会社も軌道に乗り始め、毎日が忙しくなり、収入も増えて十分奥さんを養えるようになった頃には、また元に戻ってしまったのです。
毎日帰りが遅い事、疲れて相手にしてくれない事、休みが少ない事への不満。
そしてそこから数年の間、2人の間に溝が出来てしまい離婚する事に。
気がついたら求めている
私は現在会社を経営して10年が経ちますが、ずっと黒字にしてきたという実績もありますし、どちらかと言えば稼いでいる方だと思います。
ただ、そういった結果を出し続けてきた事が、逆に誰かに求めてしまう事になる場合があります。
何回目の結婚かは言えませんが、その結婚をした時は私は十分稼いでいましたので、もちろん奥さんは働く必要がなく、毎月生活費を家にしっかり入れていました。
それはそれで良かったのですが、私の中に、「家に十分なお金を入れている」「周りの家庭より裕福にさせている」という思いがあり、その見返りを求めるようになっていました。
毎日家事は完璧にして欲しい
ちゃんとご飯を作って欲しい
自分は自由にさせて欲しい
「自分はこれだけやっているのだけら、あなたはこれを絶対にやってね」という感じですね。
自分ではあまり意識していなくても、知らず知らずのうちに、相手に求める事が多くなっていくのです。
そして、それになかなか応えてくれないと、「なんでこんな人と結婚したんだとう」という後悔に変わって行き、結局私はこの数年後離婚しました。
継続か離婚か
さて、結婚自体を後悔している方々にとって、この先どういった未来を想像して、どこに進んでいくのかという事について考えます。
「後悔」というものを持ち続けたまま結婚生活を続けるのか、また、離婚するのか。
でも、この2つしかないんですよね。
ちなみに私は、4回離婚を選びました。
ですので、離婚は避けて下さい!と言える訳もなく、こうした方が良いですよという無責任な事も言えません。
でも、例えば、離婚は絶対にできない、又はしないと考えている方がいるとするならば、そんな後悔を持ち続けたまま続けていくのは、もの凄く勿体ないというか、楽しくない人生を歩みそうな気がします。
少しでもその後悔の気持ちを減らす方法として、今まで書いたような「期待」や「求める」事を減らしてみてはいかがでしょうか?
誰にも他人を変える事などできません。
それは、これだけ経験してきた私が言っているので間違いないです。
誰と結婚しようが、「全て理想」という相手などいる訳がなく、そんな理想の相手と結婚できたとしても、必ず不満は出てきます。必ずです。
そして、そんな相手を変える事など不可能中の不可能です。
ですので、自分が変わる以外に選択肢はなく、そういった「期待」「求める」という事をなくしていけば、自分が想像する以上に楽になると思うのです。
自分の為に自分を変える。
もしかしてそれが出来た時だけ、相手が変わるのかもしれませんね。
そして、離婚を考えている方。
そんな簡単に離婚できない事くらい十分にわかっています。
子供がいれば尚更でしょう。
でも、もし離婚の選択をしたとしても、それはきっと正しい選択であり、今まで以上に幸せになれると思います。
離婚となると、周りの事も気になります。
でも、4回離婚しても思う事は、周りは全く気にしない、結局他人事なのです。
例えば、あなたの身近で離婚した人がいたとして、その事についてどれくらいの時間考えますか?
おそらく一瞬でしょう。
だから私もバツ4という奇行種ながら、何も変わらずのうのうと生きていられるのです。
もちろん離婚を勧めている訳ではありませんが、離婚して幸せになった人なんか山程います。
ですので、あなたがその決断をしたとしたら、後は新しい人生を楽しむだけです。
結婚を後悔してしまっている人、たくさんいるかと思いますが、結婚生活を続けるにしても、離婚するにしても、「楽しく生きていく」という事を絶対に忘れないようにして欲しいですね。
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管理人・ライター / TOMOYA
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。
stand.fm始めました
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