仕事の事

ヒマな経営者が成功するのは何故?今からでも思考を少し変えてみる

経営者

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約10年前にホームページ制作会社として起業し、お陰様でずっと黒字経営をさせて頂いておりますが、何年も経営をしてみてわかる事、たくさんあります。

逆に経営してみないとわからない事だらけで、別記事でも書かせて頂いている通り、事業計画書などじっくり作り込んだとしても、ほとんど意味のないモノになってしまいます。

要するに、そんな単純なものではなく、常に自分が予想しない事が次々と出てきて、その都度失敗や成功を繰り返します。

そして、数え切れないほど失敗をしてきて始めて、それが失敗ではないという事に気が付きます。

どんな壁でも、先に進む為に必要であり、失敗する事で必ず学びがあるからです。

そして、これまで関わってきた経営者の方々を見てきて思う事は、忙しくしている経営者より、ヒマな経営者の方が成功しているという事です。

今回は、何故ヒマな経営者が成功するのか?という事について、また、どういう思考を持つ事が成功に近づけるのかという事を、実際に経験した事、見てきた事を元に書かせて頂きます。

忙しくしている時の思考と現実

忙しい

起業した当初は、営業も制作も私1人でしたので、朝早くから夜遅くまで、ほぼ休みもせずずっと仕事をしていました。

お金があればすぐに社員やアルバイトを雇えたのですが、全くお金がなく起業しましたので、当分の間は私一人で忙しい毎日を過ごしていました。

確かに、自分で全部やってみるという事も経験であり、必要な事だったと思うのですが、毎日「仕事を取らなければ」「できるだけ良いモノを作らなければ」「納期に間に合わせなければ」という思考になり、「これで良いのか?」という気持ちになってきます。

そして、そういった思考だけで、そして、どこか根性のような気持ちで数ヶ月続けていると、同じような仕事しか入らず、同じようなモノしか作れない事に気がついてきました。

その後スタッフが少しずつ入ってきましたが、必ず自分にもしっかり仕事を割り振り、相変わらず忙しい毎日を送り、「自分が忙しくしていないと会社が回らない」という気持ちを持ち続ける事になりました。

その結果、毎年同じような売上で、同じような利益、少し黒字出せているけど至って「普通」の経営になっていました。

そして、そのような経営は上手くいかなくなり、売上も下降していったのです。

売上が伸び始めたきっかけ

売上

ある時、過去にとある会社で部下だったデザイナーから連絡があり、「家族で地方に引っ越す事になったので在宅社員として雇ってくれないか」と言われました。

その当時、大手のホームページ制作会社に務めていたようですが、引っ越しを機に退社をし、田舎で仕事を探そうとしてもなかなかない為、私に連絡してきたという事です。

そのデザイナーはとても優秀でしたので、もちろん私としても来てもらいたいという気持ちが強く、また、在宅という事で、通常の給与より少ない給与でやってくれるという事もあり、すぐにOKしました。

元々信頼関係はありましたので、在宅でも全く問題なく、自宅でも出来る仕事ですし、オンラインでミーティングもできますので全く問題ありませんでした。

そして、そのスタッフが入社した事によって、制作業務のほとんどを彼女に任せる事にし、私の実務は極端に減る事になりました。

今まで自分も手一杯に実務をしていたので、それがなくなった時は「経営者なのに実務をやらなくて良いのか」という気持ちが強く、忙しくしていない自分に罪悪感を感じる事もありました。

でも、実はその辺りから売上が伸び始めたのです。

実務をほぼしなくなった私の行動は少しずつ変わっていき、自分の時間を満喫するようになっていきました。

スタッフが仕事しているのに、早い時間から飲みに行ったり、ゴルフをしたり、旅行に行ったりしていました。

その当時はそんな事をしていると、「いつか会社が駄目になってしまうかも」という気持ちを少しだけ持っていましたが、とにかく自分が常に心地よいと思う環境に身を置くようになっていきました。

自分の気持ちに余裕が出てくると、世の中や、また業界の様々な事が見えるようになり、多くの人との出会いがあり、これからどこに進めば良いのか、また、様々なアイデアが浮かんでくるようになりました。

時間もたくさんあったので、多くの経営者に会って色々な話をしたり、また情報交換をする事によって自分自身の思考が大きく変わってきたのです。

そして、何故か会社の業績も上がっていき、ようやく会社としての成長を実感してきました。

ただ、そのデザイナーが産休・育休で1年半の休みに入った時、また状況が変わってきました。

再び業績低迷期に入る

低迷期

デザイナーが休暇に入り、私はそのデザイナーから業務の引き継ぎを受け、できるだけ実務に専念するようになりました。

急な事だったので、他に任せられるデザイナーを探す事もできず、私も実務をこなす事でまた技術を磨けると思ったのです。

そしてまた実務で忙しい時間を過ごすようになったのですが、故か仕事が減っていくようになり、起業して始めてのピンチに陥ってしまいました。

制作だけではなく、SEOの案件もどんどんなくなっていき、「このままでは会社が潰れてしまう」という不安がどんどん出てきました。

結局、制作も仕事もほぼ無くなってしまった為、私はまた1人で考える時間が増え、同業者と食事したりなど、どんどん外に出るようになっていきました。

仕事がなくり、時間だけはあったので、色々と考える時間、人に会う時間はたっぷりあったのです。

そして、ある事がきっかけで、年間1億もの利益が出る事へ繋がります。

同業者からの一言

一言

その当時、よく色々な話をさせてもらっていた同業者の方がいたのですが、その方も同じくSEOの関係の仕事をしていて、その技術を使っての「アフィリエイト事業」を進めていました。

その事業を進めていく上でのサイト設計やデザインなども少し弊社で請けていたのですが、その方にも業績が低迷している事の相談もしていました。

ある時、その方から「アフィリエイトやってみては?」という言葉をかけられました。

その方と過ごす時間が多かったので、アフィリエイトの事や、どういった事をすれば上手く行くかという情報もある程度もらっていましたが、会社としてブログやメディアを運営して行く事に現実味を感じず、なかなか踏み出す事ができませんでした。

でも、その方と飲みに行って色々な話をしていく中で、うちの会社だからこそ出来るのではないかという気持ちにどんどんなっていき、アフィリエイト事業をする事を決めました。

それまで営業をしていたスタッフが、コンテンツを作る事に長けている事がわかり、そのスタッフ中心にアフィリエイト事業を進めていきました。

そして、それから2年後、1億円もの利益を出す事に成功したのです。

成功する経営者とは

成功者

私はまだまだ自分で成功したとは思っていませんし、まだまだ課題は山積みですが、今まで色々な経営者と関わってきて思う事は、常に余裕を持っている経営者が成功をしているという事です。

実務を任せられるスタッフがいて、自分はなるべく手を空けるようにしているのです。

そうする事によって、様々な情報が入って来やすくなり、またアイデアが浮かびやすくなるのです。

経営者というのは、経営者になった時から24時間365日経営者です。

会社にいようがどこにいようが、「経営者」という仕事をしています。

どんな場面でも情報が入ってくる環境であり、無駄な時間など1つもありません。

経営者としての必ず持っておくべき思考は、不安や追われている焦りではなく、常に成功する事、上手くいく事でなければ駄目だと思っています。

自分が実務をしていないと不安になる気持ちもわかりますが、出来るだけ実務から離れ、良い思考を持ち、しっかりとアンテナを張る事で成功に近づけると思います。

「ヒマな経営者ほど成功する」

この言葉の裏には、従業員を教育する努力、実務を任せる勇気、「必ず成功させる」という思考、情報収集する行動、様々な事が隠されているのです。

TOMOYA

管理人・ライター / TOMOYA
47歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を都内で9年経営。大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。