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「成功」。
実はこの言葉は好きではありません。
なぜかと言うと、その裏側には「失敗」という言葉があり、私はこの「失敗」というものを認めていないからです。
認めていないというとややこしくなってしまうのですが、自分自身、様々な経験をしてきた中で失敗と思う事がないからです。
失敗した事がない、のではなく、失敗と思わないようにしている、という事ですかね。
ですので、この「成功」が特別なものではなくなり、今好きな事をやっていれば全て成功だと思っています。
とはいえ、世の中には自分でどう思おうが「成功者」とよばれている人達は必ずいて、世の中に大きな影響を与えています。
そして、「あのような成功者になりたい!」と思う人達が多く実在するのも事実です。
私も10年会社を経営してきて、そういった「成功者」とよばれる人達と会ってきたり、また、自分自身も「利益を出せている成功の秘訣は?」などという質問をされた事もあります。
今回は、そういった成功者とよばれる方を見ていて、なぜ成功したのか、どういった思考でそういった行動をしてきたのかについて書きたいと思います。
基本的なサービス精神
成功とは何か?
そんな事を考える中、ある人の名言が目に入ってきました。
小説家や評論家として世界中で様々な著書を出版してきた「デール・カーネギー」の言葉に、ビジネスで成功する為のこんな名言があります。
ビジネスで成功する一番の方法は、人からいくら取れるかをいつも考えるのではなく、人にどれだけのことをしてあげられるかを考えることである。
デール・カーネギー
素晴らしい言葉ですね。
これはビジネスの成功にはまず欠かせない精神、思考だと思います。
どうやってお金を稼ごうか考えるよりも、人にどれだけの事をしてあげられるかというサービス精神、ギブの精神こそが成功するという事は、周りの成功者を見ていても「まさにその通り!」と思いますし、私自身、そういった経験をしてきました。
私はホームページ制作会社として立ち上げましたが、当初は技術も経験もなかった為、「できるだけ安く、他よりも良いものを」、という気持ちで続けていましたね。
「こんな安いのに、こんないいホームページをありがとう!」と言ってもらえる事が嬉しくて、その為にやっていたように思います。
同じよう小さな会社は、会社のホームページを一つ作るのだって大変です。
数十万円も払える余裕なんてない為、なかなかホームページを作れない会社はたくさんありました。
そういった方々の為に何ができるのかを考えていた、利益度外視で夢中になれていた、そういった経験があるからこそ、私も小さい会社ながら10年も利益を出せて来れたのだなと感じるのです。
お金儲けの事ではなく、人の為に何ができるのかを考え、実行する。
凄く大事な事ですね。
「とにかくやってみる」という精神
「とにかくやってみる」
これは成功する為に必要不可欠と言えます。
アメリカの16代大統領「エイブラハム・リンカーン」の言葉にもこのような言葉があります。
そのことはできる、それをやる、と決断せよ。
エイブラハム・リンカーン
それからその方法を見つけるのだ。
「それをやると決断する」
いい言葉ですね。
私も今だから話せますが、会社を立ち上げ当初は相談を受けた仕事はなんでも請けてみるという気持ちでやっていました。
私は本当にデザインしかできませんでしたが、動画制作、システム構築、近所のパソコン修理など、相談された様々な仕事を請けました。
頼まれた事は
「はい、できますよ」と言って電話を切る。
その後スタッフと2人で頭を抱えながら必死でできる方法を考え、調べ、納期までに全てを完了させる。
これはとても大変な事でしたが、毎日夜遅くまで頭を捻りながら作業し、納品できた時には、今まで味わった事ないような喜びを味わい、経験、実績を身につける事ができるのです。
「やると決めてから考える」
まさにその繰り返しでしたね。
その繰り返しほど自分自身を強くするものはないと思っています。
ハッタリでもいいんです。
できます!と元気よく引き受けて、なんとかそれに応えられるように頑張ってみる。
大変ですが、もの凄く楽しいですよ。
私の周りの成功者の方ももちろん、こんな方ばかりです。
是非今日から実行してみて下さいね。
アイデアを出してみようとする精神
仕事だけでなく、自分で何かしようと考える時にはこの「アイデア」は凄く重要になってきます。
いいアイデアを出す事が重要なのではなく、アイデアを出し続ける事が重要なのです。
アイデアが浮かんでも、それを人に話せない人多いのではないしょうか?
自分で面白い事が思い浮かんでも、人に話したら笑われるとか、どうせこんな事何の役にも立たないとか、そんな気持ちになってしまうのもわかります。
マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツはこんな言葉を残しています。
自分が出したアイデアを、少なくとも一回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想をしているとは言えない。
ビル・ゲイツ
よするに、誰にでも「それいいね!」などと称賛されるようなアイデアは、独創的ないいアイデアとはよべないので、人に笑われるのが恥ずかしいなどという理由でアイデアを出せないのは凄くもったいない事なのです。
私も昔からスタッフには、アイデアをどんどん出して下さいと言い続けています。
それでも、なかなか難しいようで、批判される事を想像すると「言わない方が良い」と思うらしいです。
しかし、人に笑われる、馬鹿だと思われる、そんな事をいちいち気にする人間が成功など絶対にしません。
周りの経営者達も、みんな笑われてきたかと思いますし、私自身この10年たくさん笑われてきました。
「笑われた方がいい」
逆にこういった思考で、アイデアをどんどん出せるようになれば、いわゆる成功者とよばれる日は近いと思います。
成功者の共通点
ここまで3つの精神や思考について書かせて頂きましたが、ある成功者が思っている事、やっている事は、別の成功者も同じような事を思い、やっているのです。
多少発信しているニュアンスの違いはありますが、この「思考」に関してはほぼ同じだと思っています。
この成功者とよばれる人達と、同じような事をやろうとすると凄く難しいと思いますが、同じ思考でいる事は難しくありません。
人に与える、与えたいという精神・思考
とにかくやってみるという精神・思考
笑われても構わないという精神・思考
これを実行できなくてもいいと思います。
こういった気持ちでいようと思う事がまず大切で、何かで成功したいなら、実際成功した人達と同じ思考になってみる事、それが大事だと思います。
管理人・ライター / TOMOYA
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。
stand.fm始めました
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