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人間関係に疲れた時にやるべき事とは|今という時代を武器にした生き方

人間関係

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人は生まれてきた瞬間から人間関係が始まります。

親との関係も一種の人間関係であり、近所の友達に始まって、幼稚園、小学校、中学校…というように学校などでの団体生活が始まります。

社会人になると会社内だけではなく、取引先、友達、恋人、家族、様々な人間が自分を取り囲み、そしてそういった関係を維持する為にストレスを感じるようになります。

この人間関係でのストレスは大きな問題で、10代の自殺原因の半分近くが学校での人間関係と言われています。

でも、人間関係で悩んだり、自ら命を落としてしまう事はとても悲しい事で、こんな事で悩んでしまう世の中は本当に生きづらいと感じますよね。

では、どうすれば人間関係で悩まなくて済むのか。

私自身も、幼少の頃から親がやっていた宗教の関係で、世の中の考え方、行動と全く違う生き方を教えられてきたので、学校生活などでは周りから見るよりもかなりのストレスを抱えた生活をしていました。

社会人になってその宗教から離れましたが、そんな急にうまくいくはずもなく、就職しても結婚しても他人との関係に違和感を感じ、また、違和感を感じられていたと思います。

会社に入ってもなかなか上司や先輩と馴染めず、孤独な寮生活をしていた時期もありました。

それから会社を辞め、上京してアルバイトをしたり、好きな音楽をやったり、起業したり、色々な経験をしてきて現在47歳、今はなんの違和感も持たずに毎日を楽しく過ごさせて頂いています。

振り返ってみると、ワーっと駆け抜けてきたような感じだったので、どこでどう自分が変わったのかわかりませんが、自分が常に心がけていた事があり、それが少しでも、今苦しんでいる人の役に立てればと思っています。

もし、現在何かしらの人間関係で苦しんでいる方がいれば、少しでも参考にして頂ければと思います。

今、身を置いている世界はとても狭い

狭い

学校、職場でもそうですが、そこでの生活のほとんどに時間を費やしていると、それが自分の世界になってしまいがちです。

本当は、とてもとても狭く小さな箱の中に入っているのに、なぜか目に見えている、身を置いている場所が全てだという錯覚に陥ってしまいます。

不思議ですよね、

地球には70億人もの人が存在するのに、クラスの30人、職場の20人が全てだと思ってしまうのです。

それにちゃんと気づく事ができれば、悩む必要は全くないのですが、なかなかそうもいかないのが現実です。

でも、難しくても、そういった人間関係に疲れを感じた時には、「ここの世界はとても狭いんだ」と常に言い聞かせる事が大事だと言えます。

そういった自分への言い聞かせの繰り返しが、やがて視野を広くしてくれると思うのです。

狭い世界だからこそ「いじめ」が起こる

タレントであり、東京海洋大学名誉博士の「さかなクン」がこのような事を話していました。

メジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。
せまい水槽に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃し始めたのです。

怪我してかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。
すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。
助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。

いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。

朝日新聞デジタル

この「さかなクン」自身も、中学生時代にいじめにあっていたようです。

この言葉にあるように、狭い世界だからこそ人間同士の摩擦が起き、いじめに発展したり、誰かが凄く辛い目に遭ってしまうのです。

なんで自分が?と考える事もあると思いますし、私自身もそのような経験をしてきましたが、このメジナの話でわかるように、「誰か」という事は全く関係ないのです。

こういった狭い世界に生きていると、自然とそういう状況になってしまうという事です。

ですので、あまり深く考えず、「自然の掟」のように捉える事が必要と言えるでしょう。

狭い世界から出る勇気

今身を置いている世界が狭いと認識したり、だからこそ人間関係でストレスを抱える事もわかったけど、やっぱりこのストレスは耐えられないと感じるかと思います。

その世界が狭いと感じているなら、広い空の下に出てみてはいかがでしょうか?

私自身、常にそうやって生きてきました。

でも、義務教育で学校に行かなくては駄目、学校に行かないと社会に出て苦しむ、会社を辞めるわけにはいかない、など、色々と問題はあります。

でも、もしそういった人間関係でストレスを抱え、何も出来なくなったり、命を落としてしまうくらいなら、行かない選択をする事は絶対に間違っていないと思います。

飛び出す

確かに不安になるかもしれませんが、もっともっと広い世界があるという事、自分に合った世界があるという事、自分が輝ける世界があるという事に気づければ、「なんであんな事で悩んでいたんだろう」と思う事でしょう。

人生色々と縛られているような錯覚を起こしますが、実はもの凄く自由なんです。

人間関係に苦しまない時代へ

良い時代

確かに、良い人間関係を構築する事はとても良い事だと思います。

でも、それは人生の全て、幸せの全てでは決してありません。

人間関係が煩わしいから、辛い思いをしたくないから、友達もいらないし、会社にも行かないという選択をするなら、それは素晴らしいと思います。

そして今の時代、そういった生き方をしやすい時代になったと思っています。

中には、そういう生き方を否定する人もいるかと思います。

でも所詮、その否定自体も無責任なものであって、その人はあなたを助けてくれるかというとそんな訳もなく、ただ否定したいだけなのです。

自分が自分らしく、幸せに生きる事ができるなら、そんな事を考える必要もなく、自由に生きて行けば良いと思います。

実際私も、10年前にインターネット関連の会社を起業し、現在完全テレワークになっておりますので、ほとんど人と会わない生活をしています。

会うのはちょっとした打ち合わせや、気の合う仲間とたまにお酒を飲んだりするくらいで、友達が多いとか少ないとか、そんな事も考えた事がないです。

嫌な人とは会う必要なんてないですし、連絡を取る必要だってないです。

人間関係でどうのこうの、考える場面がないという事です。

今はインターネットがこれだけ普及している時代ですので、仕事にしても遊びにしても、無駄なストレスを感じず生きる事ができます。

一昔前はなかなか難しかったですが、今の時代余裕ですよね。

学校へ行かなくても、専門的な勉強をする事も容易になりましたので、自分で勉強をして、知識を身に着けて、仕事を取る事ができます。

会社を辞めても同じ事です。

会社勤めする事だけが全てではなく、フリーランスにだっていつでもなれますし、起業だっていつでもできます。

それがどんどんし易くなった、とても良い時代だと思います。

今、学校や職場、友達、そんな中で人間関係に苦しんでいる方がいるなら、まず、そこから飛び出す勇気だけ出して下さい。

ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、私は、人生いつだって逃げて構わないと思っています。

学校が嫌なら逃げればいい、職場が嫌なら逃げればいい、そんなふうに思っています。

なんででしょう?
逃げたら駄目!って頑なに教える教育。

逃げる事で救える命、幸せになれる人生、たくさんあるんですけどね。

とにかく、人間はいつだって自由だという事。

周りの目や世間体を気にして、自分を壊してしまわないよう、自分らしく生きていく事を優先に考え、ちょっと「自分勝手」に生きる事、してみませんか?

管理人・ライター / TOMOYA 
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。

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