恋愛・結婚の事

離婚を後悔している人へ|前向きに生きて行く為に必要な思考を持つ

離婚後悔

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プロフィールでも書かせて頂いている通り、私は4度の結婚、離婚を経験している、いわゆる「バツ4」でございます。

私も自分自身バツ4の人に会った事ないですし、ほどんどの人が会うどころか、聞いた事もないのではないでしょうか?

という事で、そんな立場である以上、離婚については多くを知っているつもりですし、また、こんなバツ4が珍しいのか、多くの相談を受けるようになりました。

今回はそんな立場から離婚の後悔について書かせて頂ければと思います。

実際に、現在離婚を考えている方のほとんどは、様々な事で悩んでいるかと思います。

離婚をするべきかやめるべきか、結局どちらにしても「後悔」をしたくない訳で、実際に離婚をして後悔している人も大勢います。

私自身どうだったかというと、一度だけ後悔した事があります。

それは一度目の離婚で、唯一その結婚では子供がおりました。

どんな理由があれど、子供がいる離婚というのはとても難しい事です。

もちろん子供が1番辛いし悲しいと思いますが、そんな辛い・寂しい・悲しい思いをさせているというある種の罪悪感を抱えながら生きて行く事にもなります。

私自身も、そんな子供の様子を聞く度に罪悪感が強くなり、そして、自分も子供に会いたい、一緒にいたいという気持ちが強くなり、日々後悔した過去があります。

それからも色々ありましたが、現在子供は25歳になっており、会えば一緒にお酒を飲む仲になっています。

今回は、そういった離婚をして現在後悔をしている方、また、離婚後の後悔を恐れている方に向けて、後悔の中でどういって生きていけば良いか、どう前向きになれるかについて、実際の私の経験を踏まえて書かせて頂ければと思います。

離婚の何に後悔をしているか

後悔

まず、離婚の何に対して後悔しているか、そこがはっきりしていない方も多いかと思います。

まだ離婚されていない方は、どういった事で後悔しそうなのかを想像してみます。

私のように、子供の事で後悔するのか、お金、生活の事なのか、相手と離れた事で寂しくなるのか、色々あるかと思います。

でも、おそらくざっくりと「離婚しない方が良かったな」と思ってしまっていて、離婚した事で自分自信何を失ったのかをはっきりしていない人もいるかと思います。

離婚と限らず、人は何かを決断した後に、どうしても後悔をしてしまう生き物ですので、なんとなく離婚したあとの空虚感で後悔を感じている人もいるかもしれません。

その、なんとなく後悔の場合は、おそらく時間が解決してくれる事ですので、あまり気にせずに普段の生活をしていれば良いかと思います。

そして、その他の理由で後悔されている方は、ちょっと考え方、いわゆる思考を変えて行かないとなかなか前に進みませんので、一つずつ見ていく事にしましょう。

子供の事で後悔

子供

子供の事で後悔されている方、非常に多いかと思います。

私の場合は息子が5歳の頃に離婚しましたので、幼い息子に寂しい思いをさせてしまった事は今でも正しかった事とは思っていません。

離婚して私は上京しましたので、実質離れ離れになってしまいましたし、会えるのは年に1回か2回でした。

会った時は息子も本当に喜んで、すごく有意義な時間を過ごすのですが、必ず別れの時間がやってきます。

車の後ろでキャップを深くかぶり、私にバレないようにこっそり涙を流している姿を見て、後悔しない親なんていないでしょう。

そんな中、私はうつ病になってしまいました。

東京での仕事のストレスもあったのですが、子供への罪悪感が強くなっていき、何も手につかなくなったのです。

私はメンタルクリニックへ行き、診断を受けました。

ドクターに私の気持ちを泣きながら洗いざらい話しました。

そしてそのドクターに言われた事。

「それだけ息子さんの事を思っているって事、ちゃんと息子さんに通じてますよ。だから、これからあなたはあなたの人生をちゃんと歩んで下さい。きっとこれからあなたの背中を見て息子さんは成長すると思いますので、恥ずかしくない生き方をして下さいね」

この言葉を聞いて私はまた涙を流してしまいました。

私はその後結婚と離婚を繰り返すようなどうしようもない私生活になりましたが、仕事だけはしっかりして、息子が憧れるような男になろうと思いました。

今現在、それが叶っているかどうかわかりませんが、私も会社を経営して10年ずっと利益を出す事をしてきましたし、印刷会社に就職した息子が私のところに営業にきて、チラシを受注したり、一緒に飲みながら仕事の事を話し合ったりできています。

このドクターの言う通り、ちゃんと子供の事思っている気持ちは、きっと通じてます。

だから、それだけは忘れないようにして、自分を見失わないよう、しっかり前を向いて歩く事、大事です。

必ず将来お互い笑い会える日が来ます。

お金・生活の事で後悔

お金と生活

これはおそらく女性に多いような気がしますし、実際私も多くの女性からそんな話しを聞きました。

例えば旦那さんの浮気が原因で離婚して、慰謝料や財産分与を受けたとしても、子供を引き取ったなら決して経済的に楽だとは言えないかと思います。

そんな中、「こんな事になるなら離婚しなければ良かった」と後悔するかもしれません。

でも、もう戻る事ができないのであれば、そういった後悔の気持ちでいても、決して生活が楽になる訳でもないですし、幸せになる事はなかなか難しいと言えます。

実際私に相談してきた方達も、どこかいっぱいっぱいでとても幸せそうに見えないんです。

子供の生活もあるので、決して楽ではなりませんが、あなた自身が楽しんでいないと、自分も子供も幸せになる事はないと思います。

仕事も子育てもしてそんな余裕ない!と言われるかもしれませんが、そんな気持ちで日々生活していても何もいい事はありません。

大変なのはもちろんわかりますが、その中であなた自身が楽しめる事、幸せを感じれる事、得意な事、なんでも良いので想像し、少しでもそれをやってみる。

そうする事によって、子供から見ても安心できると思いますし、そういった好きな事、得意な事が仕事に繋がる事も十分ありえます。

実際に私に知人も、生活が楽ではない中でも、週に一度ヨガ教室に通い、2年後にはヨガ教室をオープンして、それだけで生活をまかなえている方もいます。

じっと耐える生き方ではなく、あえて何かやってみる、挑戦してみる事で解決できる事、たくさんあるかと思います。

相手と離れた事で寂しくなり後悔

寂しい

この後悔も多いと思いますし、私も後悔まではしませんが、こういった感情は全部の離婚で経験しました。

やはり、色々な理由があって離婚したとしても、その生活が長くなれば離れた時の空虚感は拭えません。

寂しくなったり、会いたくなったりする事もあるかと思います。

でも、それはきっと良かった記憶だけを思い出していると思いますし、離婚した理由を忘れているのかもしれません。

お互いがそう思っているなら、復縁するという選択肢もありますが、私の周りでも離婚した相手と復縁した方が何組かいますが、まあ、皆後悔しています。

また離婚をした夫婦もいますし、芸能人でもそういった例ありますよね?

一度離婚まで考え、それを実行したという事は、やはりそれだけの理由があった訳で、復縁したら次は別れられないというプレッシャーで、逆に今までよりも苦しむ可能性があります。

離婚して次に進みたいのに、そんな気持ちが邪魔をしている方、おそらく凄く優しい方なんだと思います。

それだけ優しい気持ちを持っているなら、思い切って相手を嫌いになっても幸せになれると思います。

誰にだっていいところはありますから、離婚した相手だっていいところはたくさんあった、そんなの当たり前なのです。

ですから、あの人とは合わなかった、離婚して良かったとしっかり認識する事、その事実に向き合う事で前に進めますし、忘れていくと思います。

そして常に、楽しい事を考え、今までよりも素敵な相手に出会え、幸せになっている事を想像し、意識して生きる事でそれが現実になる可能性は高いです。

実際に私は4回失敗していますが、申し訳ないですが、今とても幸せです。

まとめ

まとめ

今回は離婚後の後悔について書かせて頂きました。

付き合っている時の別れとは違い、やはり離婚での別れは思っていたよりも辛い事があるかもしれません。

でも、その事実を再度しっかり受け入れる事、凄く必要だと思います。

そして何より、あなた自身が楽しむ事が大事です。

色々な現実から、離婚を後悔してしまう気持ちはとてもわかりますが、離婚は新たな人生のスタートです。

あなたが原因で離婚したとしても、そこから新たなスタートですし、楽しく生きても構わないんです。

今回は子供の事も書かせて頂きましたが、離れ離れになってしまった子供も、きっとそういうあなたの愛情が伝わっているかと思います。

とにかく、離婚を後悔している人が持つべき思考、「常に楽しく幸せな人生である」、この思考を持ち続けて欲しいと思っています。

決して離婚を推奨したり、批判したり、そんな事は一切ありませんが、離婚したならその事実にしっかり向き合い、あなた自身が人生を楽しむ事。

そうでないと、結局誰も幸せになれない事、その後悔だけはしないようにして下さいね。

管理人・ライター / TOMOYA 
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。

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