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就職か起業か?新卒で企業に就職するメリットとデメリット

新卒

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現在私は47歳ですが、約10年間会社を経営しております。

過去にも会社を経営していた事がありますので、会社経営歴は15年、フリーランス歴4年と、サラリーマンではなく、自分で何かをしていた期間が20年近くあります。

その為、周りの知人は、そういった私の職歴しかしらない人達ばかりなので、サラリーマンをしていた頃の話をすると驚かれる事もあります。

私は、高校を卒業すると同時に、某飲料メーカーに就職し、9年弱その会社で営業職として働いていました。

ですので、大手企業でのサラリーマンの経験、アルバイト生活の経験、フリーランスの経験、会社経営の経験から、それぞれのメリットやデメリットを把握しているつもりです。

今回は、高校や専門学校、大学を出てからの進路を考えている方に、新卒で企業に就職する事のメリットとデメリット、また起業のメリット、デメリットについて、私の実際の経験から書かせて頂ければと思いますので、是非参考にして頂ければと思います。

新卒で就職する事のメリットとは

メリット

少し入社当時の話をさせて頂きますと、私は高卒で就職しましたが、バブル最後の年でしたので、就職先もかなりあり、厳しい校内選考もありましたが、有名企業に入社する事ができました。

今から30年近く前でしたが、休みは週に2日あり、年間ボーナスは給与の9倍近くありましたので、入社半年後のボーナスを親や友達に話すとビックリされた記憶があります。

しかし、仕事はかなりキツく、営業職でしたが当面の間は商品の配達がメインだった為、肉体的、精神的にボロボロになる事もありました。

今の時代と違って、まだ「ブラック企業」などという言葉もなく、早出残業は当たり前、上司のパワハラ、暴力も日常茶飯事でありました。

そんな厳しい環境ではありましたが、今、実際に会社を経営して感じる事は、その当時の経験がなかったら今はないかも?という事です。

では、どういった経験が今に活かされているのか?

研修制度の充実

ある程度の規模の会社になると、研修制度が充実しているかと思います。

ここで言う研修は、いわゆる実務の研修ではなく、人として、社会人として、チームの一員としての研修です。

私が実際の良かったと思う研修を挙げさせて頂くと、まず入社式が終わってすぐ2週間の研修です。

本社の最寄り駅に集合すると、そこには自衛隊のトラックが数台止まっており、スーツのままその荷台に皆放り込まれました。

荷台に揺られ続ける事約1時間、到着したのは陸上自衛隊の駐屯地。

そこで一週間の自衛隊研修を受けました。

もちろん、朝6時のラッパの音で叩き起こされ、自衛隊の方々と同じ食事を食べ、団体行動をします。

自衛隊研修が終わると、次は山奥の合宿施設に缶詰にされ、この一週間はいわゆるお勉強です。

実務の事もありますが、数学や社会もあったと思います。

そして毎日朝一番で前日分のテストがあり、そのテスト結果を配属の支店などにFAXされます。

また、顧客との食事の機会を想定し、食事マナーの研修もあり、お箸を使う和食や、フォーク、ナイフを使う洋食のマナーを叩き込まれました。

ここまでやる会社が多いのか少ないのかはわかりませんが、20歳前後でこういった研修を受けられた事は、今になって得だったなと思います。

お金を払うどころか、お給料をもらいながら受けれる訳ですからね。

高校や大学を卒業し、社会の右も左もよくわかってないそういった時期に、様々な事を研修を通して学べる事、またそこで同僚との助け合いや競争なども経験できますので、社会人としての基礎を叩き込む事ができます。

また、私は入社数年後に会社の車で事故を起こしてしまったのですが、そういった事故を起こした人間は、「喝破道場」と呼ばれるお寺に1泊2日で行かされ、お坊さんの説教や座禅を受け、お寺に泊まります。

ここへ行ったら事故は起こさないという伝説があり、実際にその後事故を起こした人間はおらず、実際私もそれから25年、無事故無違反なのです。

こういった会社に就職しないと経験できない事が他にもたくさんあり、今でもそれは大きなメリットだと捉えています。

実際の業務での経験

私が会社を経営してきた中で、やはりサラリーマンとしての実際の経験がかなり活かされている事が多々あります。

新卒という早い段階で、「仕事」というものを理解できるという事は、これもまた「得」な事だと思っています。

私は営業職でしたが、ルート営業、飛び込み営業の両方をしていましたので、この営業の経験があったからこそ今があると思っています。

1番の得だと思える事は、リスクが少ない失敗をたくさんできるという事です。

もちろん、失敗をすると上司や顧客に怒られる事はありますが、それが大きく収入に影響する事はありません。

会社を経験していると、大きな失敗1つで倒産してしまう可能性もありますからね。

また、何年もその会社で仕事をしていると、ある程度の出世をします。

後輩、部下、先輩、上司という色々な人達との関わりが出てくるのです。

今になってそれを経験できて良かったと思う事は、それぞれの立場の仕事がある程度理解できるのと、それぞれ立場の気持ちがわかるという事です。

実際に会社を経営して、色々な部下を持つようになった時に、そういった事を理解できているか否かで経営の仕方も左右されると思うのです。

こういった全ての実務から学べる事は多く、雇われているという意識ではなく、楽しむ、学べるという意識で仕事をしていると、お金をもらいながら多くの経験が出来る事がどれほど得なのかに気づく事ができると思います。

新卒で就職する事のデメリット

デメリット

私自身、新卒で就職した事で良かったと思える事はとても多いですが、実はその反対もたくさんあります。

もちろん、後悔などという無駄な思考は持っていませんが、単純にデメリットも感じています。

その1番のデメリットは、「時間や身体を拘束される」という事です。

私自身、音楽が好きで、シンガーソングライターになるのが夢でした。

実際、入社して9年後の27歳で会社を辞めた理由は、その夢を叶える為でした。

結局、その数年後にその夢を断念する事になりましたが、サラリーマンとして働いていた時間を好きな音楽に費やす事が出来ていたなら、もしかするとその夢は叶っていたのかもしれませんね。

今の私のモットーは、出来るだけ「好きな事をして過ごす」という事ですので、高校や大学を卒業するとても若い時期から、自分が本当にやりたい事、好きな事に徹底して生きる事はもの凄く意味があると思っています。

そういった事を考えると、私が新卒でサラリーマンをした9年間は、時間も身体も思考も拘束されていましたので、そんな若い時期に好きな事が出来ないのはすごく勿体ないと感じる事があります。

また、サラリーマン生活をしていると、仕事そのものを楽しむという事に限界を感じるのと、昔ながらの「努力や根性」で成績を上げたり成功するという洗脳は受けやすいですね。

新卒で就職するという事は、メリットとデメリット両方あるので、それを知った上で決める事はとても重要だと思います。

新卒で起業するメリット

起業

新卒で起業するという事は非常に勇気がいる事だと思います。

お金があればいいですが、おそらくそこまで資金がある訳でもなく、また経験も少ないと思いますので、成功するイメージがなかなか出来ないかと思います。

でも、私が1番思う事は、起業は若ければ若い方が良いと思っています。

若いうちに起業すれば、経営者としての様々な経験を多く積む事ができますし、手助けしてくれる人、失敗しても助けてくれる人が比較的多いのではないかと思います。

私は4人兄弟ですが、1番下に43歳の弟がいます。

その弟は、19歳の頃に建設関係の会社で起業し、それから24年ずっとその会社を経営しています。

近くで見ていて思った事は、若いうちに起業すると、身体も頭も元気ですので、ちょっとした失敗でもすぐ立ち直り、そういった失敗を誰よりもたくさん経験できている事、そして、まだ19歳という事もあったので、親に多少の援助をしてもらったり、また、実家でできる為、経費があまりかからない事ですかね。

自宅リビングでタウンページを広げて色々な会社に営業かけていた光景を今でもよく思い出します。

人は歳をとると、あまり無茶をしなくなります。

社会の右も左もよくわかっていない時期に起業し、多少の無茶をしながら回りに助けてもらう。そうやって成長する事こそ真の経営者になれそうな気がします。

私はすぐに起業する事、凄く勧めたいです。

様々な視点で考える

視点

今回書かせて頂いたのは、主に新卒で就職するか好きな事するか、起業するかについてですが、これは新卒だけに当てはまる事だとは思っていません。

何歳で就職しようが、好きな事しようが、起業しようが同じ話しなのです。

今という地点から、この先の人生をどう生きていくのか。

今回書かせて頂いた事から、自分がどういった視点で考えていくかという事だと思います。

ただ、私は常に充実し、楽しくワクワクできるかという事をいつも発信していますが、そういった思考で何かを決めるのは出来るだけ早い方が良いと思っています。

ですので、「今」という時間がどれだけ大事か、今、この時点から何をしていくのかがとても大事な事だと思っています。

特に、これから社会に出ようという人達、思った以上に社会人になってからの時の流れは早く、あっという間に歳をとっていきます。

そして、その若さは二度と帰ってきません。

周り幸せにする事ではなく、まず、どうすれば自分が幸せになれるのかを1番に考えるべきだと思います。

常識にとらわれず、自分が自分らしく生きる為に何をするべきなのか。

様々な視点で考えてみては如何でしょうか?

そうすれば、いつだって「後悔などする事のない未来」にしかならないと思っています。

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TOMOYA

管理人・ライター / TOMOYA
47歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を都内で9年経営。大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。