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今から約9年前、大阪で会社を経営されている顧客から、本田健さんの本を勧められ、そこから本田健さんの本を読むようになったり、セミナーに参加しています。
セミナー後のちょっとしたお食事会で、少しだけお話しする機会があったくらいなのですが、私は勝手に「メンター」とさせて頂いております。
会社を立ち上げて間もない、まだ経営の何もわからない頃に出会いましたので、本や動画を通して私の今までの会社経営にかなり影響を与えて頂き、こんな私でも10年経営を続ける事ができております。
今でも「いい時期に出会えたなー」とつくづく思います。
並木良和さんの事は、数ヶ月前にYouTubeで知りました。
並木良和さんご本人の動画というよりは、並木良和ファンの方々が上げている動画などを観て、そこから並木良和さんの事を知っていったという感じです。
どちらかというと、スピリチュアルな視点で語られる事が多いのですが、物腰柔らかな語り口調、説得力のある言葉、そしてちょっとしたチャーミング要素、語り手としては文句のつけようのないものが備わっている為、私自身もすぐに引き込まれました。
そしてついにこのお二人がご一緒にセミナーを開催されるとの事で、「並木良和×本田健オンラインセミナー 風の時代を幸せに生き抜く法」に参加させて頂きました。
日曜日の天気の良い昼下がり、コーヒーを準備し、ノートパソコンを60インチのテレビにつなぎ、ソファーに腰掛け、ゆったりとした気持ちでスタートしました。
話題はやはり「風の時代」の事
私もこのブログで何度が書かせて頂きましたが、今回のセミナーの話題も「風の時代」についてのお話が中心でしたね。
風に時代に関しては、色々な方が色々な観点から数多く解説をされていますが、それぞれの解釈も若干違う為、今回この大御所のお話は注目されたと思います。
※風の時代の詳細に関しましては以下の記事を参考にして下さい。
セミナーの流れですが、まず本田健さんが最初の1時間、その次に並木良和さんが1時間、そして最後にお二人で1時間という贅沢なプログラムでした。
風の時代とお金の関係
まずは本田健さんのお話の中で一番印象的だったのが、後半で話されていた「風の時代とお金」について。
この、風の時代の象徴と言えるのが、今までの「地(土)の時代」と比べて物事の価値がガラリと変わる事。
今までは有形資産、つまり物質的な価値を重んじてきた時代から、情報やコミュニティのような無形資産を価値とする時代になるという事から、ちょっと勘違いされる方も多いのが事実です。
このブログの他の記事でも書かせて頂きましたが、「お金の価値がなくなる」「お金が必要なくなる」といった認識は大きな間違いです。
確かに、インフレになってお金の価値が下がってしまう可能性はあるかもしれませんし、お金が全ての時代ではなくなるかと思いますが、お金の必要がなくなる事はありえません。
風の時代に、自分がワクワクできる事をやったり、何かにチャレンジしたりする事にはお金は必要ですし、何よりも生活する事にお金は欠かせないからです。
この話しの1番大事な事は、貯金に励んだり、財産を守る事に必死になるのではなく、お金の流れを作る事。
地の時代は、「地」や「土」ですからいわゆる「固める=守る」だった為、貯金や財産を守る事を中心に、また必要な時代だったと思います。
風の時代は「風」ですので、風のような軽やかなお金の流れ、つまり、自分がワクワクするような事にお金を使い、そしてまた返ってくる、出して、返る、出して、返る。
これが「風の時代」と「お金」の関係です。
「個」が活躍する時代
並木良和さんのお話で印象的だったのは、やはり「個」についてでした。
それぞれの「個」がいかに重要な時代になるかを話されましたが、この「個」に関しても勘違いされている方がいます。
この「個」を、1人の力で生きていく、とか、仲間を作らないといったようなニュアンスで捉えている方も多いかと思いますが、これも大きな間違いです。
本当の自分らしく生きる事が「個」を大事にするという事であり、決してそこには「孤独」はありません。
例えば、今までの時代は、本当に自分に必要のない人間関係も、「お付き合い」というような理由で続けていたり、同じ会社の人間だから、同じ地域の人間だからといった理由で、そのコミュニティに参加していました。
でも、皆がこの「個」を大事にして生きていく事により、同じ事にワクワクできる人間や、同じ事に価値を持てる人間同士が集まり、今まで以上に価値のある人間関係を築く事ができるのです。
並木さん曰く、こういったグループがたくさんできたからと言って、そのグループ同士がいがみ合ったり、交流を拒絶するのではなく、そういったグループ同士も認め合い、良い関係が築けるようになるとの事です。
その根本にはやはり、それぞれがしっかり「個」というものを大事に出来ているから成り立つものであり、これまでの時代のコミュニティとはガラリと変わり、素晴らしいコミュニティが生まれる事と思います。
2極化の事
最後にお二人の和やかな時間になり、その中で2極化についてのお話がありました。
この2極化というのは、いわゆる風の時代に目覚めて生きていく人間と、そうではない人間に分かれるという事。
でも、ここでも、目覚める事が正しくて、眠り続ける人が間違い、といった事ではありません。
この選択をするのは自由で、ただ単純にどちらかを選択して生きていく、という事です。
私もこの事に関しては強く思う事があり、風の時代をあまりにも強く意識し過ぎると、そういった生き方をしていない人達を避難する行動に出かねないという事です。
これは非常に危険ですし、せっかく風の時代になっても元も子もない事です。
先程も「個」の尊重という事を考えると、気持ち軽やかに、自分はワクワクする事をどんどんしつつ、他人を尊重する事も大事です。
ですので、この「2極化」という言葉がすごく出回っていますが、捉え方によってはかなり危険ですので、しっかりその意味を理解しつつ、どちらが良い悪いではないという事を頭に入れておかなくてはいけませんね。
恐れずに生きていける思考を持つ
今回、このお二人のお話を聞いて、私は勉強になったというより、大事な事の確認作業のような感じでした。
というのも、私は勝手に、フライングして風の時代を生きてきてしまったので、こういった話しはちょっとニヤニヤしてしまうのです。
私は昔から、起業する際も、事業展開する際も、プライベートも全て無計画でやってしまったり、とりあえずやってみよう!というタイプの為、周りや社員から呆れられた事も多々あります。
でも、この「とりあえずやってみよう」という気持ちや行動は、今後本当に必要になってくると思っています。
この事は今回お二人も話題にされていました。
でも、とにかく始めてみるというのは、やはり怖いですし、失敗する事を考えてしまうとなかなか出来る事ではありません。
では、どうすればそういった恐怖心を取り除けるのか。
今回のお話でもありましたが、私達人間がこの肉体を持って地球に生まれてきたただ1つの理由は、全てを体験する事です。
どんな事も体験するという楽しみ、ワクワクを感じる事が大事であり、恐怖心を持つ必要など何もないのです。
何かを始めて壁にぶつかった時、この壁の向こうには何があるのかという想像をすると、すごくワクワクするはずです。
また、私達が楽しんだり成長する為に必要な事は、トライ&エラーを繰り返す事。
エラーを怖がるのではなく、エラーは当たり前の事だという前提で、とにかくこのトライ&エラーを繰り返す。
実際私もこういった意識でずっと会社経営もしてきましたが、何の能力も学力もない私でも10年経営を続ける事ができています。
とにかく、自分が楽しいと思う方へ、ワクワクすると思う方へトライする事をオススメしたいです。
そして、この風の時代は、そんな行動をしているあなたを、後押ししてくれる「追い風」になってくれますので、かならず上手くいくでしょう。
今回オンラインセミナーを開催して下さった本田健さん、並木良和さん、あらためてありがとうございました!
管理人・ライター / TOMOYA
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。
stand.fm始めました
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