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プロフィールでも別記事でもかなり書かせて頂いている通り、私はいわゆるバツ4でございまして、47歳にして結婚・離婚を4回も繰り返してきた異端児でございます。
そんな奴が、結婚についての記事を書くとかありえない!失敗してきたくせに!バツ4のくせに!という声が聞こえてきそうですが、実は、バツ4になってこの1年、多くの方から色々な相談を受ける事が多くなりました。
結婚したい人、離婚したい人からの相談が圧倒的に多いのですが、今回は、「結婚したいけどできない人」と会ったり、話を聞いているうちに、私なりにその人達に対して共通する事を見つけましたのでここで書かせて頂ければと思います。
結婚とは何か
本題に入らせて頂く前に、まず「結婚とは」という事を書かせて頂きます。
一言で「結婚」と言っても色々な形がありますし、この日本でも一昔前と全く違う形になったと思っています。
今は恋愛から結婚に発展するパターンが比較的多いと思いますが、昔は両親が結婚相手を見つけてきてお見合いをし、結婚をしていました。
好きだから一緒にいたい、というような簡単なものではなく、色々なしがらみもあったと思いますし、結婚したら女性は家に入り、家事、子育てを全てするのが当たり前でした。
離婚するという概念も少なかったと思いますし、それがないからこそ我慢や歩み寄りがとても大事だったと思います。
私のようなバツ4などは、その当時の人からすれば宇宙人みたいなものかもしれません。
今でも宇宙人と言われていますから。
今の時代は、女性も社会で活躍する時代ですので、昔のように女性が家の事を全て行うという事は少なくなってきたと思いますが、それでもやはり、男女の役割のようなものはどこかしら残っているかと思います。
「結婚」とは、好きになった人と夫婦になり、家族になり、共に人生を歩みましょうという契約であり、そこには多大な信頼関係が必要になってきます。
そしてこの信頼関係こそが、結婚生活に一番大事な要素となっている事は間違いありません。
では話を戻しまして、結婚できない人に共通する3つの事について書かせて頂きます。
① 極端なギバーとテイカー
ここでいう「ギバー」と「テイカー」ですが、give&takeの「give」を表した人と「take」を表した人です。
私は人間を2分類するとすれば、この「ギバー」と「テイカー」に分かれると思っています。
「ギバー」は、いつも誰かに何かをしてあげる人、してあげようという心を持っている人、人に与えれる人です。
「テイカー」はその逆で、いつも何かをしてもらおうとしている人、与えて欲しいと思っている人です。
別にこれはどちらが悪いという話しではないのですが、世の中はこの「ギバー」と「テイカー」で成り立っています。
そして、私に「結婚できない」という相談をしてくる人は、このどちらかではなく、ギバーもテイカーもいるのですが、どうも話を聞いていると、とても極端なのです。
極端なギバーとは、相手に与え過ぎる、何かをしてあげたいという気持ちが強すぎる、自分が我慢してでも相手を優先するなど、相手の事を全て受け入れ、要望も全て聞くといったような人です。
一見悪くなさそうに見えるのですが、実はこの極端なギバーは愛されにくいのです。
相手からすれば、何もしなくても望み通りの生活ができますし、何かをしてあげようという気持ちもなくなっていきます。
そして極端なテイカーに変わっていってしまうのです。
私も実際経験した事がありますが、とても可愛い彼女で、私から告白して付き合い始めましたが、なんでも言うことを聞いて、なんでもしてくれる、わがままも全部聞いてくれるとても良い女性でしたが、それにどんどん甘え、自分が駄目になっていく感覚が嫌になって別れてしまいました。
上手く愛する事ができなくなってしまったのです。
そして、極端なテイカーですが、これはいうまでもなく、相手になかなか結婚をしたいと思ってもらえません。
結婚は恋愛と違って一生共にする気持ちでするものなので、極端なテイカーは敬遠されます。
この極端なギバーと極端なテイカーなら上手くいくのでは?
と思われがちですが、通常のギバー、テイカーのように実はあまり引き合わないようです。
よって、この極端なギバー、テイカーはなかなか結婚できないといった感じになります。
② 自分自身を持ち過ぎている
自分を持つという事はとても良い事です。
自分をしっかり持って生きている人はとても輝いて見えますし、憧れでもあります。
でも、私が相談を受けた中で多いのが、「自分自身を持ち過ぎる」人。
これに関しては、本人は全く気がついていませんが、話を聞いているとかなり強烈に自分を持っている人が多いです。
1人で何でも考え、行動する。
自分が正しいと思う事はとことん行動に移し、自分を一番に信じ、決断する。
一見素晴らしいように見えますが、これも極端になると人を寄せ付けなくなります。
自分では意識していなくても、人から見ればその極端さは息苦しく思え、「この人は自分がいなくても1人で十分生きていける人」という気持ちにさせてしまうのです。
結婚は、お互い助け合って生きていくものですので、自分の存在が小さくなってしまう可能性があるならば、その人と結婚したいと思えないでしょう。
自分を持つという事はとても大事な事ですが、それが過ぎると近寄りがたい存在になってしまいますので、心当たりのある方は是非自分自身を見つめ直し、少しポップな部分を出してみてはいかがでしょうか?
③ 決断力がなさ過ぎる
これは「優柔不断」という言い方もできますが、優柔不断な人は世の中にたくさんいて、でも皆結婚しています。
ですので「優柔不断」という言葉とは少し違い、「決断力がなさ過ぎる人」という言い方をさせて頂きます。
決断力がないという事は、色々な事を不安に思ったり、ネガティブに捉える事だと思いますので、とても損をしてしまう事が多いように思います。
未来の事は誰にもわかりません。
時々インターネットで、「未来から来た人の予言」というものを紹介したりしていますが、今まで全部当ててきた人を見た事がありません。
何かしら言っていれば、一つ二つくらいは当たるものです。
東京オリンピックが開催されないと言い当てた女性が騒がれていましたが、要はただの2択です。開催されるかされないか。
ですので、この先の未来など誰にもわからない事。
そんな未来に不安を感じ、何も決断できないなら、それはとても悲しい未来になってしまいます。
結婚の決断はとても大きな決断ですが、それに失敗したからといって不幸のどん底に落とされる訳でもなく、現に4回失敗しても元気に幸せに生きている人間がここにいます。
失敗したっていつだってやり直せるんです、人生なんて。
それくらいの気持ちを持って、もしチャンスがあるなら自ら掴みに行って下さい。
自分の未来、これからの結婚生活は相手が決めるものではなく、自分自身が決めていく事です。
まとめ
如何でしたでしょうか?
こんなバツ4が何を言っているんだ!と思う方もいるかもしれませんが、バツ4はバツ4なりの情報が入ってくるものなんです。
でも、これはあくまでも私が実際に感じた事ですので全てではないですし、これ以外にも理由はたくさんあると思います。
結婚は相手があってするものですので、相手に結婚したいと思われないと結婚はありません。
結婚して幸せになる!という気持ちはとても大事ですが、男性でも女性でも「相手を幸せにする」という気持ちは絶対に必要ですね。
その気持を持っていれば、結婚できないなどという事もないですし、結婚してお互いその気持があれば、結婚生活もうまくでしょう。
そして私。
結婚するまでは良いけど、その後がなかなか続かない。
でも、この理由も自分自身が一番よくわかっていますので、次回結婚する時?は、宇宙人ではなくちゃんとした人間として相手と信頼関係を築いていきたいと思います。
管理人・ライター / TOMOYA
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。
stand.fm始めました
TOMOYAの生きテクradio