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「趣味はなんですか?」
という質問をされたら何と答えますか?
すぐに出てくる方は、普段から「私の趣味は○○」としっかり認識して生きている方だと思います。
充実してそうでいいですよね。
でも、そんな質問をされた時に答えられない方は、「相手につまらない人間だと思われないか」、「普段一体何をしてるんだろうと思われないか」など色々な事を考えてしまいますよね。
私は47年間、その質問に対してまともに答えた事がありません。
趣味とは一体何なのか?
昔は、「何かそれらしい事を言わないと」という気持ちで、読書とか音楽鑑賞とか適当な事を言っていましたが、自分で「趣味」だと認識していた事はありません。
そもそも趣味って何でしょうか?
Wikipediaによると、
趣味(しゅみ)は、以下の3つの意味を持つ。
①人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
②物の持つ味わい・おもむきを指し、それを観賞しうる能力をもさす。調度品など品物を選定する場合の美意識や審美眼などに対して「趣味がよい/わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。
③人間が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと。
Wikipediaより
この中だと、①の、「自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為」という事だと思いますが、やはり私には該当するものがないです。
趣味を聞かれる時は、だいたい仕事や学校の面接や、初対面の異性とのやり取りが多いのではないでしょうか?
そういった時に何か相手が唸るような趣味、言いたいですよね。
趣味を持つ事は必要?
私の中で「趣味はなんですか?」という質問をされた時に、凄く言いたい憧れる答えは、「乗馬」「盆栽」「そば打ち」「サーフィン」「ツーリング」などですかね。
全くやった事がないけど、なんか言いたいです。
でも、正直自分が趣味だと言えるものはありません。
もちろん読書もしますし音楽も聴きますし、映画だって見ます。
美味しいものを食べたり旅行するのも好きですが、それを「趣味」と言葉に出してしまうと、そのイメージだけで見られそうなのと、「趣味」の定義に当てはまるほど、習慣的に繰り返してはないので言えないですね。
私の場合、別に無理して趣味を探そうとは思いませんが、自分には趣味がないと悩んでいる方は意外と多く、色々なwebサイトで趣味の紹介などもされているようです。
でも、趣味って別になくてもいいと思いませんか?
もちろんある事に越した事はないですが、なくても何も困らないです。
また、弊社に面接に来た方に趣味がなくても、私は全然気になりません。
趣味を聞かれた時に答える事
でも、誰かに聞かれた時に、「やっぱり何か言える事がないと嫌だ!」という人もいるかもしれません。
では、私の場合、デートなどで趣味を聞かれたらなんと言っているか、という事ですが、
はっきりと「趣味と言えるものはないです」と言います。
でも、それで終わってしまうと、本当につまらない人間だと思われてしまそうなので、もちろんそれだけでは終わりません。
その後に必ず、その時その時で楽しい、面白いと思っている事、好きな事、モノの話しをしますね。
例えば今なら、
「趣味と言えるものはないけど、とにかく千鳥が出ている番組を探したりとか、スタバに行ってブログを書いてます。あと、今の自分に欠かせないのはハイボールとハーゲンダッツ。」
みたいな感じで答えます。
普通に今自分がやっている事と好きな事を、そのまま正直に答えますね。
趣味は何?の答えではないですが、相手に趣味を聞く時って、その人の趣味を本当に聞きたいというよりも、「何か自分と共通点があればいいな」という心理が入っていると思いますので、できるだけその時その時の事を答えればいいと思うんですよね。
例えばこの答えの場合、「千鳥」だけではなく、そこから派生する「お笑い」「テレビ」「動画サービス」も話題にも広がりますし、「スタバ」や「ブログ」、「ハイボール」や「ハーゲンダッツ」から派生するものも多いので、何かしら相手に刺さり、話が弾む可能性はあります。
自分らしく生きる
そもそも、趣味がなくても、何か楽しい事、面白い事を少しでもやっていたり、好きな事やモノがあえればそれで十分だと思うんです。
なので、それをそのまま話せば、普通に趣味を答えるより盛り上がりますし、相手に親近感をを持たれる可能性が高いと思います。
今の時代、SNSが主流になってますので、みんなこぞって「リア充」をアピールしたいと思うんです。私もそんなとこ少しありますが。
なので、本当は好きでもない事を、自分の趣味のように写真や動画をアップしたり、食べたくもないモノを食べたりしている人多いような気がします。
でも、本当に好きでやっているんだなーとか、楽しそうだなーって思える人っていますが、やっぱりそういう人って素敵ですよね。
もし、「何か趣味を探さないと」と思っているならば、そんな難しく考えずに、自分が楽しいと思う事、面白いと思う事をしていればそれだけで良いと思います。
嘘の自分ではなく、ただ自分らしく生きるというシンプルな事ですよね。
私は今近所のスタバでこの記事を書いてますが、帰ったらAmazonの「プライム・ビデオ」で、千鳥が出ている「相席食堂」や「いろはに千鳥」を漁りながらハイボールを飲める事を楽しみにいています。
管理人・ライター / TOMOYA
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。
stand.fm始めました
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