今起きている事

『デマ拡散』誰でも誰かを深く傷つけている可能性がある事を知る

デマ

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ここ最近メディアでも取り上げられているネット上での「デマ拡散」。

すごく深刻な問題ですよね。

インターネットというのは、物凄く便利なツールではありますが、間違えた使い方をしてしまうと大変な事になってしまいます。

特にスマートフォンが世の中に普及され、誰もが加害者や被害者になり得る可能性が大きくなってきました。

その中でも「SNS」は拡散という能力を持っていますので、少し使い方を間違えただけでも取り返しがつかない事があります。

直近では「ガラケー女」デマ拡散というニュースが取り上げられていましたね。

愛知県の市議が、あおり運転で逮捕された容疑者の同乗者の女性と、全く関係のない女性を拡散させてしまったという事で裁判にもなっていました。

この被害者の女性はかなりの精神的なショックを受けた事だと思います。

実際に会社にまで電話がかかってきたとか。

ただ、この市議に悪質性があったかというとそうではなく、Facebookで拡散希望と書かれた投稿をシェアしてしまった事。

悪質性がなかったとはいえ、どういう事になるのかなど一切考えない軽率すぎる行動だと思います。

でも、これって誰でも何気なくやってしまいそうな事ではないでしょうか?

私は長年このインターネットを職業として生きてきましたので、早い段階でこういった怖さは十分理解しているつもりですが、このインターネットという怖さをまだ理解していない方などは、インターネット上の情報を全て真に受けてしまいがちです。

そして、「シェア」というボタン一つで、それは自分の意見として拡散されてしまいます。

このタイトルで書いた通り、知らずしらずのうちに加害者になってしまう事は十分に有りあるのです。

実際にもう加害者になっているかもしれません。

では、今後どういった事に気をつけなれば駄目なのか。

まずは、「拡散希望」と書かれた投稿を鵜呑みにしない事。

ちゃんとしっかり読んで、それが正しい情報なのか間違った情報なのかわからないようであれば絶対にシェアしない事です。

そして、インターネット上に書かれている事、SNSで受けた情報が正しいと絶対思わない事ですね。

私も身近な知人と話していると、結構な割合で「~らしいよ」というワードが飛び込んできます。

必ず、「誰が言ってたの?」と聞き返しますが、TwitterやFacebookの情報なのです。

実際にSNS内でシャアして拡散しなくても、その情報を鵜呑みにし、口外する事で誰かが信じ込み、またそれをSNSやblogに書き込むかもしれません。

書き込まなくても、そういった話しは広まるのが早いです。

それが正しい情報ならともかく、間違っている情報なら、自分の知らないところで大きな被害を受ける人がいるかもしれませんし、命を奪ってしまう可能性もあるのです。

インターネットは物凄く便利な反面、誰でも簡単に世界中に発信できるという危険な面も持っていますので本当に気をつけなれば駄目ですね。

あと、自分が何かを発信する時も、それが「世界中の人に見られる」という意識を必ず持ってボタンを押す習慣をつけた方が良いかと思います。

その文章に虚偽はないか、その写真や動画は誰が保存して所有しようが問題ないものなのか考える習慣は必要だと思います。

今から10年ほど前、ある主婦の方と仕事で知り合ったのですが、その方が運営するブログ上に何気に上げてしまったとある写真が、様々な掲示板で出回ってしまい、うつ状態になっていた事がありました。

その写真の内容は書けませんが、何気なくアップしまいそうな写真ですが、絶対にアップしては駄目な写真です。

この、「何気なくアップしてしまう」という中に、「絶対にアップしては駄目なもの」があるのです。

絶対に、です。

そして、一度アップしてしまうともう手遅れです。

何をしようが、永遠にその写真は様々な人間の元で保管されてしまいます。

ですので、必ず何かをアップする際はそれをアップして良いのかどうか、考える時間を持たなければ駄目ですね。

私もこの一件で、身震いするような怖さを知りました。

最近では、誹謗中傷の問題も多くなってきています。

インターネット上で遊びで書いた誹謗中傷でも、誰かを酷く傷つけ、命を奪う事もあります。

この誹謗中傷やデマ拡散、インターネットを上手に使っていないと、誰でも被害者、加害者になる可能性があるという事をもう一度心に留め、インターネットのある生活を楽しんでいければとから心から願います。

管理人・ライター / TOMOYA 
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。

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