SEOの事

SEOとは検索順位を上げる事?勘違いから入らない為の大切な知識

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私が1番初めに「SEO」という言葉を知り、その事に触れ始めたのは今から15年ほど前の2005年くらいだったと思います。

その当時はまだSEOという言葉も浸透してなく、私自身ピンと来てなかったですし、それからの自分の人生にこれだけ関わるとは思ってもみませんでした。

当時のSEOというのは、自分が所有するwebサイトを何かしらのキーワードで対策をし、そのキーワードで検索エンジンの上位を狙うというものでした。

もちろん今でも本質的なところは変わっていませんが、その対策や考え方というのは随分変わったと思います。

今現在、この「SEO」に関して何か対策をしようと考えている方に、絶対に気をつけなくてはダメな事があります。

それは過去のSEOの成功事例を、今のwebサイトに当てはめて対策するという事です。

Googleアルゴリズムというのは、随時更新されている為、「今」のSEOというものをしっかり把握する必要があるのです。

相互リンクや被リンクが主流だった時代

相互リンク

相互リンクでページランクを上げる

では、私がSEOに触れた時期から今日までやってきた事の流れ、また、その流れを元に今現在必ず考えなければダメな事、必ずやるべき事、そして今現在月間30万PVのwebメディアを広告一切なしで運営できている理由までを書かせて頂きます。

私が初めに「SEO」を知ったのは2005年頃に知人の会社がSEOに力を入れていた事がきっかけでした。

その会社は、ネット通販の事業を、広告宣伝なしのSEOのみで売上を上げており、その当時は凄い技術だなと思っていました。

「狙ったキーワードで検索エンジンの上位に表示される」、まるで魔法でしたね。

Googleの検索エンジン自体の精度も良くなかったので、その当時の主な手法は「相互リンク」でした。

2016年までは、Googleのツールバーというものにそのサイトの「ページランク」というものが0~10までの11段階で表示されており、そういったページランクの高いサイトに相互リンクのお願いをし、とにかくその数を増やす事がいわゆる「SEO」の手法として行われていました。

相互リンク

私も知人の会社を手伝いながらSEOを少し学んでいましたが、毎日毎日、とにかく同業種のページランクが高いサイトを探しまくって、メールを送っていました。

そうする事によって、関連サイトからのリンク+ページランクを獲得し、タイトルタグや、サイト内に散りばめられた狙ったキーワードで上位表示させる事ができたのです。
※キーワードは、サイト内のテキスト中7%の割合が最適とされていました。

しかし、それで上位表示されるという時代はあっという間に終わりました。

検索エンジンの精度も向上し、より良い検索エンジンにしていく為には当たり前です。

ユーザーが検索した時に、ちゃんとその目的に合った良質なサイトが上位に来てくれないとダメですからね。

被リンクで評価を狙うSEO

それから相互リンクでは評価されなくなり、一方的にリンクされる、いわゆる「被リンク」というものが多くされているサイトが評価されるようになりました。

被リンク

この時代には、私も実際経営する会社の事業として、顧客からSEO案件を受注し成果を上げての報酬を頂いておりました。

しかし、その当時行っていた「被リンク対策」というのは、非常に手間のかかる事でした。

一方的にリンクをもらう事の「自作自演」をする必要があり、その為のサイト「サテライトサイト」を作る必要があったのです。

数年前、弊社が実績を上げていた大きな要因は、このサテライトサイトの質をとにかく良いものにしていたからです。

サテライト

その当時のSEO対策は、全て「Googleにバレない」ようにする事が必須でしたので、誰でも簡単に作れるようなサイトではなく、サイトのデザインをしっかりし、コーディングし、良質な記事を入れていました。

サテライトサイトから該当サイトへのリンクは1つだけと決めており、また、リンクをするテキストも狙ったキーワードだけでなく、URLやページタイトルなど、弊社内で割合を決めて変えておりました。

尚、サテライトサイトからの一方的な被リンクだけでは不自然な為、無料ブログなどでも記事を書き、そこからサテライトサイトへリンクをするなど、該当サイト、サテライトサイト、無料ブログの「リンク構造」を徹底して考え実行していました。

リンク構造

1つのサイトのSEOを考えた時、数個から数十個のサテライトサイトを作る必要がありましたが、それが全部同じサーバーからだと自作自演だとバレてしまいますので、IPアドレス分散型のサーバーを借りて運営しておりました。

※IPアドレスは、111.222.333.444のように、3つの数字の組み合わせが全部で4つあります。その組み合わせをAクラス、Bクラス、Cクラス、Dクラスとよび、444のDクラス以外で分散させないと意味がありませんでした。当時は、Dクラス分散しかしていないサテライトサイトを作り、「うちはしっかりIPアドレスを分散してます!」と営業していた業者が多かったです。

IP分散

また、被リンクは、良質なサイトからもらう方が評価が高くなる為、中古ドメイン販売サイトで、ページランクが高いドメイン、被リンクを多くもらっているドメイン等を探し購入し、そのドメインでサテライトを作っておりました。

そんな事もあり、サーバー代やドメイン購入費でかなりの出費がありました。

また、検索エンジン10位以内に入らないと報酬を頂かないという、「完全成果報酬型」を取っておりましたのでかなりのリスクはありました。

でも、100%に近い確率で成果を上げておりましたので、SEO事業での利益もしっかり出しておりました。

自作自演SEOの終結

終結

私は、その当時から、この「自作自演」のSEOに関して疑問を抱くようになり、どこか罪悪感のようなものも抱えるようになりました。

また、いくら検索エンジンに上位表示させたからといって、顧客の売上がそこまで上がるわけでもなく、スマートフォンの出現から検索キーワードも多様化していき、何の為のSEOなのかもわからなくなっていきました。

しかし、そんな心配もさながら、その「被リンク対策」もすぐに終わりが来ました。

もちろん、今までのやり方で結果が出なくなりましたので、顧客もほとんどいなくなりました。

もう「自作自演」が通用する時代ではなくなった。

何をすれば検索エンジンで上位表示するのか。

私の中で「SEO」というものは終わったなと感じた時でした。

でも、Googleの精度はどんどん向上し、また利用者も増え続けているその現実を考えた時、「SEO」が終わるという概念などないのだと気づきました。

それは、狙ったキーワードでwebサイトを上位表示させるという考えではなく、いかにユーザーに有益な情報を発信し、喜んでもらえるか。

そういったユーザー目線での、本当の意味で良質なサイトやページを上位に表示させる事がGoogleの目的なんです。

SEOの本当の考え方・向き合い方

向き合う

私もやっとその事実に向き合う事ができ、もう一度この「SEO」の事を考えるべくwebメデイアを立ち上げ、顧客ののサイトではなく自社サイトで学びながら結果を出そうと決めました。

その頃は、弊社の売上もほとんどなく、資金もなく、最後の挑戦だという気持ちで始めました。

それから丸4年。

様々な試行錯誤を繰り返し、現在弊社で運営しているwebメデイア2サイトだけで月間30万PVを超えており、そこからの収入も1ヶ月数百万となっています。

もちろん広告費はかけておりません。

では、どういったSEOをし、運営を続けてきたのか。

それはまさにユーザーの事を第一に考えるといった本当に単純な事を徹底して続けてきました。

「それのみ」と言っても過言ではありません。

例えば、「英語教育」というコンセプトでサイトを運営するならば、ユーザーがそれについて何を考え、どんな事を知りたいのか、どんなモノやサービスを必要としているのかをマーケティングする必要があります。

それを無視してコンテンツを作ると、ユーザーを無視したコンテンツになりますので。

それを探すのは、キーワードの検索回数を調べるツールなのですが、私「ubersuggest」というツールを使っています。

こういったツールを使い、キーワードを調べまくる事によって、ユーザーがどういった事を知りたいのか、何を必要としているのかが見えてきます。

ウーバーサジェスト

そして、そういったキーワードを元に、ユーザーにしっかり刺さるように丁寧にコンテンツを作っていきます。

サイト全体の事を考えると、それだけではユーザーの事を考えている事にはなりません。

例えば、そのサイトに訪れる事によっての新たな発見や、面白さが必要です。

何か特集を組んだり、動画を作ってわかりやすく解説したり、インタビュー記事を書いたり、ユーザーに楽しんでもらう為の様々な工夫が必要となります。

そういった事を繰り返す事によって、ユーザーに評価され、Googleにも評価されるようになってきます。

「E-A-T」の重要さ

重要

そしてもう一つ大事な事があります。

それは「E-A-T」と呼ばれているものです。

これは「専門性」「権威性」「信頼性」を表しているもので、今、SEOを考える上で1番大事な事だと言われています。

これも、ユーザーの為に絶対的に必要な事です。

① 専門性

まず、「専門性」に関しましてですが、これはwebサイトが何か専門的な事に特化して作られているかどうかという事です。

英語のコンテンツもあるけどゴルフのコンテンツもあり、また料理のコンテンツもあるといった一貫性のないコンテンツよりも、何かに特化したサイトの方が良いという事です。

例えば、ご商売されている方なら、今されているご商売の事に関したコンテンツだと、専門性があるとみなされるので問題ないかと思います。

② 権威性

「権威性」に関しましては、そのコンテンツを作っている人は、「そのコンテンツを作るに値する方ですか?」という事です。

例えば、ほとんど釣りなどした事がない私が、釣りのコンテンツを作る事には無理がありますし、そんな人の話しを誰も聞こうとは思いませんよね?

それよりも、釣具専門店の方や漁師さん、魚屋さん、お寿司屋さん、釣りが好きで何かの賞を取った方などのコンテンツの方が皆さん興味を持たれるのではないしょうか?

③ 信頼性

最後の「信頼性」に関しましては、それぞれ考え方が違いますが、ユーザーに信用・信頼してもらう為には様々な努力が工夫が必要です。

例えば、弊社で運営しているwebサイトでは、その記事を誰が書いたのか、またそのライターはどのような人間なのか、そのサイトの運営会社はどこなのか、どんな想いでそのサイトを運営しているのか、会社としての取り組みは何なのか、その会社の代表はどんな人物なのか、またどういったスタッフで運営しているのか、という事等を公表しております。

また、専門的な内容が入ってくる記事に関しては、その道のプロと呼ばれる専門家に監修して頂いたり、SNSでも交流を深めたりする努力をしています。

また、サイトの使いやすさを充実させる事も「信頼」に繋がります。

例えば、「サイトが重くて開くのに時間がかかる」「どのページに行ったのかわからない」などのストレスを与えてしまうと、ユーザーの為とは言えなくなります。

サイトの表示スピードをいつも確認し、遅くなれば対策する、また、ユーザーがサイト内で迷子にならないように「パンくずリスト」を設置するという事も非常に大事だと言えます。

こういった事は、何か勉強して学ぶというよりも、いかにユーザー目線に立って自分のwebサイトを見れるかという事、その感覚を持ち続ける事が非常に大事です。

まとめ

まとめ

最近、Googleは、「ユーザー(user)」という言葉ではなくて、「ピープル(People)」という言葉を使うようになっています。

この意味とは、サイトに訪れたユーザーだけでなく、全ての人の為にwebサイトを構築し運営して下さいというGoogleからのメッセージと取れます。

ここまで書かせて頂きましたが、冒頭でも少し触れたように、「SEO」とは検索順位を上げる事ではなく、ユーザーの為にwebサイトを最適化する事なのです。

その結果として、Googleから評価をされ、検索結果に表れてきます。

もし、自分が作ったコンテンツが上位表示されないと悩んでいる方がいれば、そのキーワードで実際に検索し、上位表示されているコンテンツを全部見て下さい。

そのコンテンツよりもユーザーに有益な情報を書く事ができたり、使いやすいサイトにする事ができたりすれば、それよりも上位に表示される可能性は十分あります。

いつでもユーザーに寄り添う気持ちを忘れずに。

それが「SEO」です。

管理人・ライター / TOMOYA 
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。

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