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このブログの管理者の私「TOMOYA」のプロフィールでも書かせて頂いている通り、私自身結婚を4回経験しており、また離婚も同じ数経験しております。
現在独身ですが、知人からよく
「5回目はさすがにないでしょ?」
と言われますが、また結婚する機会が訪れれば当然のようにすると思います。
4度の結婚と失敗は決して誇れる事ではないですが、別に恥じている訳でも後悔している訳でもないので、もちろん5回目だって可能性はあります。
私自身、めちゃくちゃモテる訳でもないですし、ずっとお金持ちだった訳でもなく、どちらかというと安定などしてない人生を歩んでますので、女性からすると結婚の対象になどならないのでは?と思うほどです。
「経営者だからでしょ?」と言われそうですが、経営者として結婚したのは1回だけで、サラリーマンとしてが1回、ほぼニートで1回、怪しい会社責任者として1回です。
※この怪しい会社の責任者というのは、一応雇われ社長でしたがお金などありませんでした。
こんな私ですので、「結婚できない」と思う事の方が現実味が全くないのです。
結婚は相手のメリットを考え与える気持ちが大事
では、結婚したいけどできないと理由は何なのでしょうか?
私の知人でも何人かそう思っている方がいるので、自分の経験と重ねつつ考えてみました。
まず、私は「結婚したい」という事を考えた事がありません。
もちろん、この人と結婚したいと思った事はありますが、結婚自体に対して憧れのようなものは持った事がありません。
そう考えると、じゃあ結婚って何なんだろうって思います。
まず、「恋愛と結婚は何が違うか」という事が世の中よく飛び交っていますが、私は小学生の時に、さだまさしさんの「もーひとつの恋愛症候群」という歌から既に学んでおります。
小学6年生の時、同級生の男の子から
「さだまさし、凄くいいから聞いてみて」
と言われて一番始めに聞かされた曲がこの曲なのですが、それからさだまさしさんのファンになり、今でもとても好きです。
※ちなみにこの同級生も現在同業者の経営者です。
さだまさしさんへの想いについてはまた他の記事で書かせて頂きますが、この「もーひとつの恋愛症候群」という歌詞の中にこんな言葉があります。
相手に求め続けていくものが恋、奪うのが恋
与え続けていくの愛、変わらぬ愛
そう、恋愛は奪うもので、結婚は与えるもの。
私は小学生の時、この歌詞からこんな事を学んでいたのです。
「結婚したい」という事は、相手に与えたいという気持ちがある、という事なので、その気持がない人は「結婚したくない」という事になります。
ちょっと難しい言い方になってしまいましたが、与える気持ち、いわゆる「giveの精神」を持っていますか?という事です。それが結婚ですから。
例えば、付き合っている相手がいるけど、なかなか結婚してくれないと思っている人は多いと思いますが、なぜ相手と結婚したいのかちゃんと考えていますか?
もしかして、
「ずっと一緒にいたいから(takeの精神)」
「この人の子供が欲しい(takeの精神)」
「生活が楽になるから(takeの精神)」
といったような「もらいたい」という理由ばかりではないでしょうか?
いわゆる「求める事(take)」ばかり考えていると、その思考はおそらく形となって相手に伝わっています。
相手にとって自分と結婚するメリットは?
という事をもっと真剣に考えた方が良いかもしれませんね。
付き合っている相手がいないけど「結婚したい」と考えている人も全く同じです。
私は、今の会社で恋愛関連のwebメディアも運営していますので、それに必要なマーケティングから、婚活アプリ、婚活パーティー、結婚相談所、全てにおいて相手に求める事が多い事が凄くわかります。
自分のメリットばかり考えている人って、やっぱりなんかわかってしまうんです。
若かった未熟な私でも結婚という意味を理解していた
じゃあ少し話しを戻して、私自身の結婚の事を話します。
今回、結婚の事なので、離婚の事はまた別記事で書かせて頂きますのでご了承下さい。
「こいつ、結婚4回してるけど、離婚もしとるやんけ!」
と思う気持ちは凄くわかります。ですが、今回はお許しを。
さて、この4回の結婚に関してですが、結婚できないと思っている方からすればありえないと思うでしょう。
でも、再度言いますが、私は「結婚」自体にこだわった事など一度もありません。
ではなぜ結婚に至ったのか?
これは男性の立場、女性の立場両方からわかるように説明します。
1度目の結婚は私が21歳の時でしたが、とてもとてもキツい仕事でしたので、私は仕事以外で安らげる環境を欲していました。
その時同級生の方と付き合っていましたので、自分の事を支えてくれたら嬉しいなと思っていました。
その人に支えて欲しいと思えたのは、その人自身に、ちゃんとそういった「giveの精神」があったからだと思います。
そして、そういった胸の内を話しましたが、そうして欲しいという事だけを求めたのではなく、自分がその彼女にしたい事、できる事、やって行こうと思う事も話しました。
とてもキツい仕事でしたが、大手の飲料メーカーでしたので、21歳にしては収入は多かったと思います。
といっても21歳、まだまだ楽に暮らせるとかというレベルではなかったです。
そこで、どんなにキツくても辞めずに働き、また、頑張って営業成績も上げ、あなたが働かなくても子供ができても不自由はさせないという事を具体的に話し、結婚する事を決めました。
6年という短い期間でしたがお互いにちゃんとそれを実行しました。
まだ21歳でしたが、好きとか一緒にいたいという気持ちだけの、いわゆる「若気の至り」ではなく、しっかりとお互いがお互いにできる事、どういったメリットを与えられるかという事をちゃんとわかっていました。今考えると凄いなと思いますが。
普段から「giveの精神」を忘れずに
4人分書くと大変なのでやめておきますが、全部に共通する事は、「結婚」という事にこだわったのではなく、何を与えられるかという事をちゃんと考え、結婚する意味・理由があったから結婚したまでです。
全部離婚しておいて偉そうな事はあまり言えないですが、その時その時は真剣に考えていましたね。
タイトルで書かせて頂いた「結婚できない理由」は1つだけという事に関しまして、本当はもっとある事はわかっています。
ただ、全ての人がその数だけの人格を持っている為、それを追求するのは不可能なので、絶対に必要な事ととして、「与える気持ち、相手のメリット」の大事さを書かせて頂きました。
職場で、また友人達と過ごす際、こういった「与える」という気持ちを持っていれば必ず必要とされる事は間違いなく、あなたと結婚したいという素敵な人も現れると信じてます。
「幸せになりたい」ではなく、「幸せにしてあげたい」という気持ち必ず持っていて下さい。
次はちゃんと、そこから失敗した事も書かせて頂きますので。
婚活に大切なマーケット感覚とは
あと、仕事柄マーケティングの勉強をする事が多いのですが、ちきりんさん著書の、「マーケット感覚を身につけよう」という本から、この「結婚」という事に関して興味深い内容があったので少し書かせて頂きます。
婚活をされている方にとても大事な事なのですが、この「婚活」という事に関して、マーケット感覚というのは必要という事なのです。
婚活もいわゆるマーケットですよね。
取引が行われている市場なんです。
そこで大事なのが、ちゃんと自分の価値をわかっていないと失敗してしまうという事です。
そこで例に出されたのが、結婚したくて結婚相談所に登録して婚活している20代の男性なのですが、この男性はいわゆるイケメンでモテるタイプなのですが全く結婚できないという事です。
なぜ若くてイケメンなのに結婚できないのか。
その理由は、彼は自分の価値をちゃんとわかってなく、マーケットを間違えているからです。
結婚相談所に登録している女性の多くは、若いイケメンを求めている訳ではなく、どちらかと言えば安心だったり収入を重視したりします。
ですので、彼がいくら若くてイケメンでモテる男性でも、結婚相談所では彼と結婚したいと思う女性はいなかったという事です。
どちらかと言えば、合コンだったり、街コンだったり、ナンパ?などの出会いからの方が良いでしょうね。
といった感じで、婚活をするにしてもしっかり自分の価値というものをわかった上でしないと、時間やお金の無駄になってしまいますので気をつけた方が良いですね。
「結婚したいけどできない」と思っている人は、自分の価値をしっかり理解した上で、相手に何を提供できるのか、メリットを与えられるのかを考えてる事が必要ですね。
「giveの精神」
凄く大事なので、今日からでも明日からでも、心のどこかに持って過ごしませんか?
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管理人・ライター / TOMOYA
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。
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