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今回この記事を書こうと思ったのは、運転免許を取得する為に免許センターに通う夢を見たのと、テレビでで大きな交通事故が報道されていた事で、改めて交通事故は本当にちょっとした事で相手や相手の家族、自分や自分の家族の人生を一瞬にして変えてしまう恐ろしさがある事を思い出した事がきっかけです。
それは誰にでも可能性があるという事で、私の経験から少しでも何かの役に立って頂ければと思い書かせて頂きます。
私は、今47歳ですが、人生のほとんど車のある生活をしてきましたが、25年間無事故無違反です。
こう書くと、たまたまだろうと言う方もいるかと思いますが、私の中で何故25年間も無事故無違反でいられたかちゃんとわかっているのです。
それは、運転免許センターでの経験と、取得後の2つの経験です。
2回も落ちた仮免許取得試験
1つ目は、私は免許センターに通っている時、教官から優秀だと言われていました。
運転する事自体が好きだったので、覚える事も苦にならず何の問題もなく仮免所取得試験になりました。
そして試験当日、なんの問題もなく進んでいましたが、最後に車を停める際、数センチ路肩に乗り上げてしまい、それに気づきましたが戻ってバックする事なく停車させました。
そしてその場でアウト。
私は、それくらい大丈夫だろうと思っていましたがアウトでした。
仮免許に合格した回りの友達からは笑われてしまい、「なんで自分が」という気持ちが強くもの凄悔しい気持ちになりました。
そして、その数日後、再度仮免許試験がありました。
今度こそは合格するだろうと思っていましたが、他の試験者の車に追突しそうになり、教官にブレーキを踏まれアウト。
2回目の試験もあっけなく不合格に終わってしまい、私はどうしてよいかわからなくなってしまいました。
回りの友達はどんどん先に進んで行くのに、自分は仮免許すら取れない。
そんな時、私の担当の教官からこのような事を言われました。
「今苦労した方がいい、今失敗しておかないと大変な事になるから」
私は、あまりその言葉の意味がわからなかったですが、なんとなく救いの言葉になりました。
身近に起こった大きな交通事故
私は、それから慎重に慎重を重ねるようにする事を心がけ、なんとか仮免許を取得でき、無事運転免許を取得する事ができました。
でも、もの凄く自信があったのに、仮免許を2回も落ちてしまった事に対して悔しいという気持ちが消えず、友達からもいじられる事が凄く嫌でしたね。
それから私は、某飲料メーカーに就職し、営業職につきましたので、毎日トラックなどに乗る生活が始まりました。
その会社の研修の時に、同期の仲間数人で、運転免許の話しになりました。
やはり、試験にはすぐに合格したか否かの話しになり、また私はいじられる事に。
その中には、一発試験といって、教習所に通わなくても一日で全ての試験を受ける事ができ、合格すれば運転免許を取得できるという難関中の難関を突破した人間が二人もいたのです。
もちろん鼻高々で話してましたし、他の人間からは尊敬の眼差しが凄かったですね。
私はそれに比べて、仮免許を2回も不合格になっていましたので、恥ずかしくてたまらない気持ちになったのを覚えています。
しかし、そこから半年も経たないうちに、一発試験に合格した二人は事故を起こしました。
一人は、仕事中、トラックで交差点を右折時に、横断歩道を渡っていたお年寄りに気づかず衝突してしまい、そのお年寄りはすぐに亡くなられました。
そしてもう一人は、自分の車でスピードを出しすぎてハンドル操作を誤り、どこか忘れましたが強く衝突し、そして下半身不随になってしまいました。
私はこの2つの事故で、本当の交通事故の怖さを知りました。
それまで身近で大きな事故はなかったですし、若い二人が失ったものの大きさを考えると本当に恐怖でした。
私はこの出来事があり、それから25年無事故無違反でいます。
持ってはいけない「過信」
交通事故というのは、まだ経験した事がない人には想像できないかもしれませんが、本当にちょっとした事がきっかけで一生を棒に振ってしまう事になってしまいます。
自分も、相手もです。
私は、この「ちょっとした事」に含まれるものの大半は「過信」でできていると思っています。
自分なら大丈夫、多分平気だろうという気持ち、こういった事が、同期の事故であったような悲惨な結果を招きます。
私は、仮免許を2回不合格になった事が、そういった事のブレーキになったと思っています。
確かに、2回も落ちて恥ずかしい思いをしましたが、この小さな経験で怖さを知ったからです。
また、一発試験に合格した二人は、やはり過信はあったと思います。
誰よりも運転が上手く、自分が事故などするはずがないと。
これから運転免許を取得しようと思っている人には、今私が書いた事が凄く大事な事だとわかって頂きたいと思っています。
順調に免許が取得できても、決して自分に過信など持たないと心に決めて下さい。
本当に悲惨な目に遭うか遭わないかは紙一重です。
これからの長い人生、ほとんど全て失ってしまう可能性があります。
また、普段から車に乗る生活をしている人も同じです。
私も、25年無事故無違反ですが、だからといって決して過信する事は一切しません。
それが本当に危険だと知っているからです。
まとめ
毎年全国で約40万件の交通事故が発生していて、そのうち重傷者は30,000人以上、そして3,000人以上の方がお亡くなりになられてます。
世の中新型コロナウイルスで騒いでいますが、交通事故の方がよっぽど深刻だと思います。
この機会、免許取得される方も、今取得されている方も再度しっかりと頭に入れて、交通事故で誰も悲しまない世の中にしましょう。
これから運転免許の取得を考えている方は、あなたに合ったコースを選べる合宿免許もありますので是非参考にしてみて下さいね。
管理人・ライター / TOMOYA
49歳男性。
web制作、webマーケティング、また音楽関連の会社を東京都内で経営。(2011年設立)
栃木放送「Leina✫color」パーソナリティ。
大手企業でのサラリーマンから、ミュージシャンを目指した極貧生活、20を超える業種のアルバイトや正社員を経て起業。私生活では4回の結婚を経験するなどジェットコースターのような人生を生きる。
stand.fm始めました
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